Reverseでは新卒・中途双方の戦略コンサルを目指される方に向けて、ケース面接対策を主としたサービスをご提供しております。
今回は、Reverseで活躍いただいているメンターさんに就活のインタビューを行いました。第一弾となった今回は見事MBB内定を獲得された竹下さんにお話をお伺いしました。
竹下さんは就活を始めた際には選抜コミュニティの募集が終わっており、とても苦労したそうですが、夏の段階で戦略ファーム複数社から内定を獲得した方です。
戦略コンサルを目指すのが遅れてしまった方はぜひ参考にしてみてください!
プロフィール
氏名:竹下さん(仮名)
出身大学:東京一工
内定先:戦略コンサルティングファーム複数社(MBB含む)、日系事業会社複数
目次
就活を始めた時点ですでに選抜コミュニティの選考は終わっていた
ーいつから就活を始めていたんですか?
卒業年度から2年前の4月くらいから始めました。なんとなく自分の知り合いが戦略コンサルに内定したり、就活していたことを知っていたので気にはなっていました。
自分としては卒業年度の2年も前から始めて早い方だと思っていたのですが、戦略コンサル就活においてはかなり出遅れた方となってしまいました。
選抜コミュニティの存在をその時始めて知りましたが、ほとんどが3月中には選考が終わっているものばかりで、どこにも所属することができませんでした。
ーなぜ戦略コンサルを志望されたのですか?
もともと経営者へのキャリアに興味がありました。
実際に今経営者として活躍されている方の中に、ちらほらMBBを始めとする戦略コンサルのトップファーム出身の方々を見かけることが多かったので意識し始めました。
いろんな業界に携わることでスタートアップのきっかけになった方々や、そのままプロ経営者の道に進まれる方々を見ていて、自分も目指そうと思い始めました。
とにかく時間を割いた
ー竹下さんは就活を始めるのが比較的遅く、選抜コミュニティも入っていなかったということで、なかなか厳しい状況にあったかと思います。その状況からMBB内定を獲得できた秘訣とかってありますか?
自分はとにかく対策のための時間を割きました。
それが大きな要因だったかなと思います。
就活を始めるのが早い人は、その前の年の12月くらいから始めていたので、自分はビハインドを背負った状況からの就活であるということを意識しました。
また、選抜コミュニティにも入っていないということで情報格差・機会格差があることも認識していました。
その分自分は、より量を割いて、質に転化させていこうと考えました。
具体的には毎日1時間は必ず他人とケース問題を解いて、空いてる時間を使って書籍を読んだり、企業の中期経営計画書を読んだりしました。
また、知り合いの内定者の方にフィードバックをもらいに行っていました。
小手先のテクニックを求めない
ーコンサル就活で欠かせないのがケース対策だと思いますが、竹下さんの思うケース対策で重視したいポイントってありますか?
先ほどの、量をまず稼ぐ、ということに加えるとすれば、小手先のテクニックを求めないことだと思います。
最近戦略コンサルのエントリー数・内定者数が増えており、非常に人気の業界となっています。
その分、表面的な対策が溢れています。
一定の回答のようなものを求めて、その回答を覚える、みたいな方や、知識のみで質を上げようとする方がいます。
しかし、それではなかなか難しいと思います。
最近の選考は様々な問題が出され思考力を見ようとする選考が多いですし、実際に内定したとしても知恵が出せない人材だと働くのがしんどいなと思っていました。
だから、自分は一定のインプットは行なっていたものの、全部のケース問題を自分の頭で考えて取り組み、自分なりのスタンスをとった回答を作ることを意識していました。
webや書籍に載っている回答的なものも、なぜそれが筋が良いのか、自分で言語化してから自分なりのやり方に変えて回答に当てはめていました。
問題解決能力が大事
ーありがとうございます。今メンターとして活動されていて、様々な就活生のケース面接をご覧になっていると思いますが、伸びる人の特徴・なかなか伸びない人の特徴みたいなのはあったりしますか?
先ほどの話にもつながりますが、いろいろな問題に自分で解決しようとする姿勢がある方が伸びる気がしています。
例えばお題の中には、なかなか考えにくい問題なども多くあります。そのようなお題に対してはどのように取り組めば良いのか、というのを自分で考えて、それを実行できる方はかなり強いです。
そのような、いろいろ出てくる問題を自分の頭や他の人の力を借りて解決できる、これがコンサルタントにも求められる資質だと自分は思っています。
逆に、一定の型や書籍に乗っているような問題は覚えていてできるけど、全く新しい種類のお題や、考えにくい問題になると途端に戦意を喪失して投げ出してしまう方は、ちょっと戦略コンサルにそもそもあまり向いていない気がします。
難しい問題を解決することを楽しめるようになるのがベストだと思います。
とにかく自分よりできる人と練習する
ー竹下さんが取り組んでいた対策方法でおすすめのものってありますか?
とにかく自分よりできる人と練習する、ということがおすすめです。
私の場合は選抜コミュニティに入ってなかったので、周りの友人の中でも自分よりも優秀な人と練習するように心掛けていました。
また、一部有料サービスなども利用して、よりレベルが高い方にフィードバックをいただいていました。
そうすることで自分の考え方をブラッシュアップできたと思っています。
やっぱり自分一人や自分よりもレベルが高くない人と解いても、なかなか思考の幅・深さ・鋭さは上がっていきません。
自分よりも出来る人とやることで、その人とのギャップを課題として捉え、成長する事ができたと思います。
ー竹下さんが読んだ中でおすすめの本ありますか?
まだ対策を始めたばかりの方には「過去問で鍛える地頭力」がおすすめです。
この本は、元戦略コンサルタントの方が、フェルミ推定、ケース問題の双方にご自身なりの回答を載せています。これは先ほども話した、自分よりも出来る人の思考を覗く事ができるのでとても勉強になりました。
過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題
ある程度対策を積んできた方には「戦略策定概論」がオススメです。少し古い本ですが、戦略策定のプロセスが記載されていて、これを読んだあとだとよりシステマティックにケース面接に対する自分なりの答案が作れると思います。
戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際
ー最後に就活生の皆さんにメッセージをお願いします
戦略コンサルを目指される場合は、どうせなら本気で対策して下さい。
同じ人間なので大したスペックの差はありません。本気で取り組めば全員に可能性があると思います。
応援しています。
Reverseでは、マンツーマンで行うケース対策サービスをご提供しております。
ケース面接対策を通してトップティアの戦略コンサルティングファーム入社を目指すのは勿論、その後の経営層への基礎思考力育成を目指しております。
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