コンサルティングファームの面接で出題されるケース面接。
前回の記事では基礎的な問題をMBB内定者の解説付きでご紹介しました。
まだの方は是非こちらを読んでみてください。
さて、今回は前回の基礎編より発展的な問題をフェルミ推定・ビジネスケース・パブリックケースに分けて全34問ご紹介します！
また、本記事内では各章の冒頭に発展的な問題を解くにあたってのポイントを掲載していますが、Reverseの公式LINEを追加していただいた方限定で、この記事に掲載している個々の問題のポイントを解説した問題集を配布しています！
実際に演習していく中で、各問題の具体的なポイントを知りたいという方はぜひご活用ください。
もちろんLINE追加およびポイント解説付き問題集の配布は完全無料ですので、お気軽にご登録ください。
目次
ケース対策におけるアウトプットの重要性
書籍やWeb記事を使ってケース面接のお作法をインプットした方は、ひたすらアウトプット(壁打ち)をしていきましょう。
やはり、テーラーメイドな論点設計や仮説の精度を高めていく上で、アウトプットの質だけでなく量を確保することも重要になってきます。
実際、近年のMBB内定者を見ても、平均150~200問近くは演習量をこなしており、最低でも100問解いているというのが当たり前です。(中には400問以上解いているという人もいます)
やはり戦略コンサルになってくるとお作法レベルでは太刀打ちできないことがほとんどですから、本記事の問題を使ってレベルアップしていきましょう。
ではさっそくフェルミ推定の問題からご紹介していきます。
フェルミ推定編
ポイント
発展的なフェルミ推定では、一般的な書籍には載っているパターンに分類されず、一見、立式方法が分かりづらいので、お題の特徴を捉えた式分解を自分で考える必要があります。
これから紹介するお題でも複数アプローチを考えてみた後に、どれが最適かを選定しましょう。
フェルミ推定にまだ慣れていない人は、まずこちらの記事をご一読ください。
問題集
Q1. 甲子園大会の経済効果を推定せよ。
Q2. 高層ビル1棟の総工費を推定せよ。
Q3. 歯科矯正の市場規模を推定せよ。
Q4. 今この瞬間にタバコを吸っている人数は？
Q5. 日本の美容師の数は？
Q6. ミシンの市場規模は？
※Q12とセット
Q7. コンタクトレンズの市場規模を推定せよ。
Q8. 成人式振袖レンタルの国内市場規模を推定せよ。
Q9. 日本に存在する医師数は？
※Q34とセット
Q10. 東京オリンピックの経済効果を推定せよ。
ビジネスケース編
ポイント
ビジネスケースの発展的な問題ではビジネスモデルが変わっているものが多かったり、単純な売上向上系ではない形式の出題も多いです。
ケース本に載っているようなお作法的な分解(ex. 人口×…)ではいかないような問題が多いため、お題の特徴を捉えたテーラーメイドな構造化ができるかどうかがポイントになってきます。
ビジネスケースについても、フェルミ同様に解説記事を出しているので、初心者の方は下記の記事を読んでから取り組んでみてください。
問題集
Q11. マツキヨの売上向上施策を考えよ。
Q12. ミシンの売上向上施策を考えよ。
※Q6とセット
Q13. 屋外看板広告会社の売上向上施策を考えよ。
Q14. ウィンブルドンの売上向上施策を考えよ。
Q15. 日経新聞の売上向上施策を考えよ。
Q16. あなたは地方都市に3店舗のビジネスホテルを構える中小企業のオーナーです。
ある時、アパホテルから「フランチャイズに加盟しないか」と打診されました。
加盟の是非を考えるにあたって検討する論点を網羅的に挙げなさい。
Q17. カルピスやお〜いお茶といった、ロングセラー商品を作るために必要な要素を網羅構造的に考えよ。
Q18. スタバがインドに参入しようとしている。考慮すべき論点を網羅的かつ構造的に考えよ
Q19. あるコンビニエンスストアがスマホバッテリー事業を買収しようとしている。
考慮すべき論点を網羅的かつ構造的に考えよ。
Q20. サブスクビジネスに向いている商材の特徴は？
Q21. CAMPFIRE(クラウドファンディング国内最大手ベンチャー)の売上向上施策
Q22. カーナビメーカーの売上向上施策
Q23. LINEMUSICの売り上げ向上
Q24. マッサージチェアメーカーの売上向上
Q25. あえるパスタソースの売上向上施策
Q26. 地方銀行の成長戦略
Q27. 南米市場におけるシェア1位のお菓子メーカーがクライアント。クライアント企業の新しいCEOがスペインにバックグラウンドを持っていることから、スペインへの海外進出を検討している。進出の是非を判断するにあたって考えるべき論点を網羅的構造的に挙げよ。
Q28. ジュンク堂の売り上げ向上
Q29. 鉄道会社の中期経営計画策定
パブリックケース編
ポイント
パブリックケースの発展的な問題では問題のサイズが大きく、抽象度の高い問いが投げられることが多いです。
ポイントとしては目的をはっきりさせた上で、大きな問いをより小さなファクターに分解していくことが重要です。その際にいきなりトップダウンで考えるのが難しければボトムアップ的なアプローチも組み合わせましょう。
パブリック系のケース面接例題と図解付きでの解説を以下の記事で行なっているので是非問題に取り組む前にご覧下さい。
問題集
Q30. 銃社会の是非を論ぜよ。
Q31. 交通事故を減らすには？
Q32. 待機児童を減らすには？
Q33. 学校に制服は必要か？
Q34. 日本の医療政策として医師数を増やすべきか？減らすべきか？そのままにすべきか？
※Q9とセット
終わりに
本記事ではフェルミ・ケースの全34問を掲載しました。
ケース面接にある程度なれてきた方はこの問題集をもとにひたすらアウトプットを積んでいっていただければと思います。
ただし、アウトプットの際には一人で解いて終わりではなく、優秀な内定者や社員から的確なFBを受けることがケース対策において最も重要になります。
そこで、Reverseでは、マンツーマンで行うケース対策サービスをご提供しております。
ケース面接対策を通してトップティアの戦略コンサルティングファーム入社を目指すのは勿論、その後の経営層への基礎思考力育成を目指しております。
期間限定で、
米系トップティア戦略ファームメンターによる初回カウンセリングが無料
でお試しいただけるので、気になる方はぜひページ上部のサービス紹介ページ、または公式LINEよりお問い合わせください。
また、冒頭でも記述したように公式LINE追加してくれた方全員に本記事の一部の問題を解説付きで記載したケース問題集を配布しております。もちろん公式LINE追加は無料ですので、ぜひご利用くださいませ。
