【Reverse 体験談 vol.3】不合格の連続から学んだ戦略コンサル転職対策で重要なこととは?

前回の記事では、Reverseでご活躍いただいている、中途でMBB内定を獲得された石井さん(仮)にお話を伺いました。

今回は、Reverseをご利用のお客様業界未経験から中途採用でMBBへの転職を成功された佐藤さん(仮名)にお話を伺いしました。

佐藤さんは元々非ビジネス職であり、コンサルティング業界も全くの未経験でした。そこからReverseをご利用いただき無事MBBの内定を獲得されました。
中途採用ならではの大変さや、Reverseを利用された感想などをお聞きしたので、ぜひ参考にされてみてください!

プロフィール
氏名:佐藤さん(仮名)
出身大学:有名私立大学
内定先:MBBを含む戦略コンサルティングファーム

Reverseご利用プラン
ご利用サービス:コーチング制度
ご利用期間:2ヶ月
担当メンター:新卒MBB内定者

経営者になるためのステップとして志望した

本日はよろしくお願い致します。始めに、なんで戦略コンサルへの転職を望まれたんですか?

私は前職が非ビジネス職なのですが、途中から経営者になりたいと思い始めました。

そこで転職を考え始めて、とにかくビジネス戦闘力がつきそうな環境を軸として転職先を探していました。
その中で候補に上がったのが戦略コンサルとスタートアップの二種類でした。

ですが、スタートアップは結構不安も大きく、最終的にはMBBに内定を頂けたので戦略コンサルに決定いたしました。

確かに、戦略コンサル出身の経営者の方は多いですよね。転職をお考えになり始めてから内定を取るまでのスケジュールはどのようなものでしたか?

まず結論からお伝えしますと、転職を考え始めてから内定まで8ヶ月ほどかかっています。

最初の2ヶ月は書籍を読んで、インプットばかりしていました。
有名どころである、東大生が書いたフェルミ推定とか、フェルミ推定の技術とかを読んでいました。
今思い返せば、知識は入っていたのですがケース力はあまり上がっていませんでした

そして3ヶ月目に、本命ではないコンサルファームにいくつか出願し、実際に選考を受けてみました。

が、ここで全部落ちてしまい、このとき初めて自分のケース力に課題意識を持ちました。

そこで、Reverseともう一つ有料系の対策サービスを使ってケース面接の練習を徹底的にしました。

約4ヶ月くらいみっちりとやりましたね。

その後7ヶ月目後半から本命ファームに出願しはじめて、無事に内定獲得できました。

『圧倒的な練習量』と『様々な人からのフィードバック』が大事

なるほど、一度落ちてから課題意識を持たれて本格的にケース対策をされたんですね。ケース対策で意識されたポイントはありますか?

はい、大きく2点あります。

1点目は圧倒的に練習量をこなす事です。

自分の場合は業界未経験だったのでここは特に意識していました。
内定までに1人で解いたものやメンターの方に出して頂いたものも合わせると500問くらいは解きました。

実際にスケジュール的には仕事が終わってから夜に1日3~4時間くらい毎日コンスタントに対策をしていました。

いろいろな問題を解くとやはり共通点の発見などもあり、より仮説の精度なども上がってきます。

2点目は、様々な人からのフィードバックを受けて修正する事です

これは実際にフィードバックを受けずに自分1人で練習をしてから望んだ選考で全て落ちてしまった経験から学びました。

ただ1人で解くだけでは、自分の持つ仮説の筋が良いのか、デリバリーの方法はこれで良いのか、課題の構造化はこれで良かったのかなど、重要なポイントの修正がかからずに全く成長しません。

実際に選考を通過された方からのフィードバックを受けて、正しい方向に修正されます。

また、複数のメンターからフィードバックを受けることも非常に重要です。

メンターの方はそれぞれの考え方や仮説の筋、対策方法などを持っています。

トップダウンで分解して課題を探すことを重視する人もいれば、最初からとにかく仮説の筋の良さやインサイトを見る方もいる。

そのような様々な視点からのアドバイスを取り入れ、改善していくとより広い視点で自分の回答の質を上げることができます。

本当におっしゃる通りかなと思います。特に中途選考の場合は一緒に対策するご友人もいないことが多いので、独りよがりな回答が多い印象があります。一方で、ビヘイビアの対策や、ケースとビヘイビアの対策に咲いた時間の比とかはどのような感じでしたか?

ビヘイビアはメンターの方に見てもらっていました。

ある程度聞かれる事項などは決まっているので、それに対して回答を用意しておく準備はしていました。

ケース面接の対策とビヘイビアの対策の比率は9:1で、圧倒的にケース面接対策に時間を割きました。

やはりケースのウェイトがかなり重くなりますよね。戦略コンサルへの転職は成功されたと思うのですが、最も苦労したことは何ですか?

やはり情報を集めることが大変でした。
新卒と異なり一緒に対策をする知人もいないので。

選考情報もそうだし、ケースのフィードバックなどもですね。

Reverseさんのような有料サービスに課金したりして情報を集めていました。

Reverseをご利用されてみていかがでしたか?

最も良かった点は実際に自分が目指す戦略ファームの選考を突破した内定者の講義、フィードバックを受けられるところです。

類似サービスで元面接官の方がやっているようなものもあるのですが、それはあくまで評価側に立ったアドバイスでした。

それはそれで良さがあるのですが、Reverseさんのメンターは直近まで実際に選考を受けられ、突破された方々が中心なので、実際に志願者目線に立った、ケース面接の内容や対策方法を教えていただきました。

自分のケース力を上げることだけを意識しましょう

最後に戦略コンサルへの転職を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

前提として、戦略コンサルの転職は全員が全員うまくいくわけではありません。

実際に自分も、1人で対策して受けた時は落ちました。

でも落ちるのが当たり前という前提で、そこに一喜一憂しすぎずに、自分のケース力を上げていくことに意識をして、淡々とこなしていくことで結果的に内定確度を高められるかなと思います。

頑張ってください!

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MBBメンター ベンチャー企業での就業後に、MBB含む複数の戦略コンサルティングファーム内定。 現在は経営系の大学院所属。 21年よりメンター活動を行なっており、これまで新卒・中途合わせて100名以上を担当。 「短期的なテクニックにとらわれずに、長期的に活きる思考力向上を一緒に目指しましょう。」 *名前は仮名です。
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