【戦コン・投資銀行】おすすめ選抜コミュニティ9選と対策方法をMBB内定者が解説!

近年の就活で人気が高まっている外資系戦略コンサルや外資系金融。

戦コンや投資銀行部門(IBD)を目指すにあたって欠かせない話が『選抜コミュニティ』と呼ばれる就活コミュニティです。

本記事ではこれから選抜コミュニティ合格を目指す方向けに、選考時期や選考フローといった基礎知識から、主要な選抜コミュニティ9選をご紹介いたします。

最後には『選抜コミュニティに所属しないと戦コンや投資銀行は内定できないのか?』といった気になる質問にもご回答いたしますので、是非最後までご覧ください!

選抜コミュニティとは

選抜コミュニティ(以下、選コミュ)とは、外資系戦略コンサルや投資銀行を目指す就活生を対象に、1on1のメンタリングや集団対策講座を提供しているコミュニティです。

主に人材系サービスが学生の集客を目的として運営しているというケースが多く、最近ではコンサル業界の人気の高まりとともにその数も年々増えてきています。

戦コンや投資銀行といったトップ企業の内定者は実際に選コミュに所属していた人が多いために、就活生の間では内定のための”登竜門”とされており、実際に所属した人のほとんどが、その手厚いサービスを活用してMBBをはじめとした難関企業の内定を勝ち取っています

選コミュは誰でも所属できるというわけではなく、”選抜”という名の通り、コミュニティに属するには倍率30倍以上の厳しい選考を通過する必要があります

受けられるサービス

コミュニティによって多少の差はありますが、大まかなコンテンツは以下の3つです。

もちろんコミュニティに所属していれば全て無料で利用可能です。

  1. MBBや米系投資銀行内定者との1on1メンタリング
    選コミュに所属するメリットで最も大きいのが、自分の志望する業界・企業の内定者がマンツーマンで指導を行うメンター制度です。
    戦コンやIBDは他業界よりも毎年採用数が少ないため、身近にメンターとなる内定者が見つからないという人がほとんどです。これらの業界は特殊な対策が必要なので、選コミュに所属することで、このネックを解決できるというのは大きなメリットになります。
    定期的なメンタリングはもちろん、LINEなどを使ったチャットベースでの相談も可能です。

  2. 社員・内定者による対策講座(ケース面接、JOB、スーパーデイなど)
    選コミュの多くではコンサルや外銀の対策講座が開催されています。内定者が0から作っている講座もあれば、一部のコミュニティでは現役のコンサルタントやアルムナイ(卒業生)が関わっている場合もあります。
    受講者のレベルが高い選コミュならではの、ハイレベルな講義内容であることはもちろん、優秀な仲間とのグループワークなども用意されています

  3. トップ企業への優遇ルートやタイアップ講座
    人材紹介会社の強みである企業との繋がりを活かしたコンテンツとして、選コミュ限定の特別優遇ルートや、現役コンサルタントによるケースやロジカルシンキング、キャリアに関する講座などが開催されることがあります。

上記のサービスを受けられることはもちろん、コミュニティによっては定期的に食事会などを行なっており、就活中に知り合った同期や先輩とプライベートでもよく遊ぶようになることが多いです。

内定後にお世話になったコミュニティでメンターとして従事する就活生も多く、学年や大学を超えた縦・横の繋がりができることも大きなメリットの1つと言えます。

選考時期

選コミュの選考は春と秋の2回行われることが一般的ですが、春のみしか選考を行わないというコミュニティも存在します。
※各選コミュの選考時期は後述。

春の選考開始時期はおよそ1月~3月ですが、最近では就活の早期化に伴って、11月や12月に選考を開始するコミュニティも増えてきました。

一方、秋の選考は9月~10月に選考が開始されます。

春の選考に落ちたとしても、秋の選考への再チャレンジは可能ですが、秋の選抜では夏に戦略コンサルや投資銀行から内定を獲得した人や、上記業界のインターンに参加できた人が優遇される傾向にあるため、夏に結果を出せなかった人は厳しい戦いになるケースが多いです。

また、後述のYC塾やAlternative Internshipのように、選抜生以外に開かれているオープンの講座でのパフォーマンスが高いと、後からメンターがつくといった特殊なパターンもあります。

選考フローと対策方法

コミュニティによって多少の差異はあるものの、主にES・筆記試験→GD→個別面接の選考フローとなっている場合が多いです。

ES・筆記試験

一部のコミュニティで課されるのがESや筆記試験です。ただし、ここでの選考はほとんどネガティブチェック程度であることが多く、一部のコミュニティを除いてESで落ちる人はほとんどいません。

また、筆記試験は判断推理や数的処理のジャンルで出題されることが多いため、不安であれば以下のような問題集で対策しておくことがおすすめです。

上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”

上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”

GD

選抜コミュニティは短期間で大量の学生を、少ないメンター数で見なくてはならないという都合もあり、ほぼ全ての選コミュで個別面接の前にGDを課されます

内容

GD1問あたりの時間は15分~25分程度であることが多く、コミュニティによってはパフォーマンスのボラティリティを小さくすることを考慮して、一度の選考の間にチームメンバーをシャッフルして2~3問のGDを出題する場合もあります

お題は一般的な売上向上系のビジネスケースであることが多いものの、まれにフェルミ推定が出題されるコミュニティもあるため、両方対策しておくのが無難です。特に外資系金融志望の人はフェルミ推定の対策がおろそかになりがちなので気をつけましょう。

倍率

GD選考の倍率はおよそ5倍~10倍程度と見られ、実力がある人でもお題やチームメンバーとの相性といった運要素によって落ちることは十分にあります。ただし、基本的には『1班から〇名までしか通過できない』といった定員の設け方はしていない場合が多いため、チームメンバーに優秀な人がいたとしても、焦らずに自分なりのバリューの出し方を探っていきましょう

対策方法

選コミュのGDへ向けた対策方法としては
①ケース面接の壁打ちによって根本的な問題解決能力を伸ばす
②ハイレベルな環境でのGD経験を積むことで場慣れをし、自分の実力を最大限発揮できるような立ち回りを身につける

の2つを同時並行で進めていくのが良いでしょう。

まれに①をおろそかにして②ばかりに力を入れてしまう方がいますが、小手先のテクニックや慣れだけで突破できるほど選コミュの選考は甘くありませんし、仮に突破できたとしても後の個別面接で落ちる人がほとんどです。

①と②は7:3くらいの比重で対策するのがおすすめです。『GDのお題を自分1人で解いても突破できるアウトプットを出せる』というレベルを目標にして、まずは問題解決能力を伸ばしていきましょう。

個別面接

最後の関門が個別面接で、ここから内定者メンターまたは社会人講師の方との1on1の面接が始まります。

内容

非常に優秀な学生の場合は1度の面接で合格が決まる場合もありますが、基本的には2~4回の面接が課されることが一般的です。

コミュニティによってはここからコンサル志望と外銀志望で分かれる場合もあり、コンサル志望の場合はケース面接、外銀志望の場合は人物面接が課されます。
※志望業界によって分かれるコミュニティは次章参照。外銀志望でもケースが課される場合があるため注意。

倍率

個別面接から合格の倍率もGD同様およそ5倍~10倍程度と見られ、複数所属できるほど実力がある人の多くはここで落とされます。

対策方法

面接で見られる項目は基本的に企業の選考と変わりないため、選コミュ選考に特化した対策の必要性はありません。基本的に本番に向けた対策と同様の対策をしていれば大丈夫です

ただし、春の選抜選考でよくあるパターンが『ディスカッション慣れをしておらず、落ちてしまう』というパターンです。この時期はケース対策を始めたての人が多いため、ファーストアウトプットは良くても、その後のディスカッションで筋の良い答えを返せず、減点されてしまうという方が多い傾向にあります。

ディスカッション能力はなかなか同期との対策ではカバーできない部分であるため、事前に内定者を見つけて何度か対策しておくことがおすすめです。

おすすめ選抜コミュニティ9選

ここからは主な選抜コミュニティ9選をご紹介していきます。

ここで紹介するコミュニティはいずれも優秀なメンターが多く、合格することができれば間違いなく就活を有利に進めることができるでしょう。

※ここで記載している情報は主に23卒・24卒のものです。最新の情報は各コミュニティのHPやTwitterをご参照ください。
※内容は就活生やOBへのヒアリングを中心として、HP上の情報などをもとに作成しています。万が一誤りがある場合はReverseまでお問い合わせください。
※ここでは選コミュの定義を『MBBまたは米系投資銀行の内定者との定期的なメンタリングが無料で利用可能なコミュニティ』としています。

YC塾

所属人数6名程度(24卒は10名程度)
選考時期3月~4月
※複数回受験可能
選考フロー筆記→GD→面接

YC塾はトップティア企業の内定までだけではなく、その後のキャリア支援までをサポートしている組織で、BCGアルムナイの方が代表を務めるY Capital株式会社が運営しています。

YC塾ではMBB(McKinsey・BCG・Bain)と米系投資銀行3社(GoldmanSachs・MorganStanley・J.P.Morgan)を”コア6″企業と定義し、塾生はこれらの全企業を受験することが推奨されているようです。実際、少人数ながらも高い実績を誇っています。

また、塾生以外のオープン向けにも講座が開かれており、これらの講座で優秀なパフォーマンスを見せると、講座後に入塾の勧誘がくる場合もあるそうです。

ただし、他のコミュニティでは応募できる学群に制限がない中で、YC塾は東京一工早慶(東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・早稲田大学・慶應義塾大学)+一部海外大学に応募資格を制限しているため、応募する際には注意が必要です。

少人数ということもあり、縦・横の繋がりが強いこともYC塾の特徴で、メンターとなる内定者はもちろん、YC塾を卒業して社会人として働くアルムナイとの定期的な交流もあるようです。

最近ではYC Salonという大規模コミュニティを運営しており、早期から動いている学生に対して広い門戸を開いています。

参考URL
https://yc-seminar.jp/

Alternative Internship

所属人数30名
選考時期2月~4月 / 9月~10月
選考フロー筆記(選考会)→GD(選考会)→GD(講座)→面接

Alternative Internship(通称オルタナ)は、株式会社iBECKが運営しているコミュニティです。

23卒までは選考会のパフォーマンスによってランク分けが行われ、ランクによってメンターの有無や、受けられる講座の種類が決まっていましたが、24卒からは基本的に選考会+講座でのパフォーマンスが高い学生にのみメンターがつくように制度が変わったようです。

企業との協賛イベントや社会人講師との関わりが強いことも特徴的で、オープン向けの講座にも外資系戦略コンサルの社員・アルムナイの方がいらっしゃることが多いです。

オルタナ経由の優遇ルートも多く、戦コンはもちろん、VCや証券会社といった金融業界への優遇ルートが案内される場合もあります。

参考URL
https://www.alternativeis.jp/

FactLogic Executive・GAP

所属人数30名
選考時期2月~4月 / 9月~10月
選考フローGD→面接
※面接からコンサル志望と外銀志望で分岐

FactLogic Executive(通称エグゼ)とGAPはともにスローガン株式会社が運営する選抜コミュニティで、エグゼは全学生が対象、GAPが京都大学の学生限定のコミュニティとなっています。

合格者数はエグゼ・GAPそれぞれ30人ずつと決められていますが、これは”所属人数”であり、実際は前期(2月~4月)の選考で合格した就活生が後期(9月~10月)にも残り続けるケースが多いため、後期の選考における合格者数は実質10人程度となっています。

前期から後期に残り続けられている方は、夏選考で戦略コンサルや投資銀行のサマーインターンに参加あるいは内定を獲得しているなど、実績を残している方が多いようです。

戦コンや外銀の企業説明会や優遇付き選考会も開催されており、HPを見てみると、エグゼではA.T. KearneyやAccenture Strategyとのタイアップ企画、GAPではBainやGSとのタイアップ企画があったようです。

GAPに関してはコミュニティ全体としても仲が良く、交流会も頻繁に開催されているようです。

参考URL
FactLogic Executive:https://factlogic.jp/community/events/exe/
GAP:https://gap-ku.goodfind.jp/

外資就活アカデミア

所属人数15名程度
選考時期2月~4月
選考フローES→GD→面接
※面接からコンサルコースと外銀コースで分岐

外資就活アカデミアは、外資系企業の就職活動に特化したメディア『外資就活ドットコム』を運営している株式会社ハウテレビジョンが母体となっている選抜コミュニティです。

人数はYC塾と同じくらい少なく、関東と関西合計で毎年15名程度しか合格できないため、難易度としてはかなり高いと言えるでしょう。また、他コミュニティとの特徴の違いとして、ESの倍率がかなり高いとも言われています。

秋にも選考を行う他コミュニティとは異なり、基本的には春選抜しか行っていないというのが特徴的です。(ただし、秋にリファラルで数人加入するというケースもあり)

他コミュニティ同様、ケース面接やジョブ対策講座が用意されており、複数日に渡ってワークを行う『合宿』が開催されるのもアカデミアの特徴です。

優遇ルートの有無についてですが、戦コンや外銀などの優遇ルートはあまり用意されていないようですが、メガベンチャーなどの優遇案内はあるようです。

参考URL:https://gaishishukatsu.com/archives/168920

NEXVEL

所属人数100名程度
選考時期11月~4月
選考フロー筆記→GD→面接

NEXVELは株式会社リーディングマークが運営する選抜コミュニティです。

オルタナ同様、GDの選考結果によって会員のランク分けが行われ、ランクが上位の会員のみ内定者とのメンタリングを受けることが可能になっています。

23卒まではメンター付きの会員を数名程度に絞っていましたが、24卒から大幅に拡大し、多くの会員がメンタリングを受けられるようになりました。ただし、上位の中でもさらにランクが分かれており、自由にメンターを使える学生もいれば、利用に制限がある学生もいるようです。

23卒までは講座がありましたが、24卒からは講座はなくなり、企業説明会などのイベントのみ開催されています。

また、メガベンチャーや日系大手企業の選考案内や優遇ルートも用意されています。

参考URL
https://nexvel.co.jp/

SOLVE

所属人数30名程度
選考時期3月~4月
選考フロー筆記→GD→面接

Bainアルムナイの方が主宰として運営されている選抜コミュニティです。

選コミュの中では珍しく、外資系戦略コンサルと外資系投資銀行だけでなく、外資系マーケティング職志望にも門戸が開かれています

他コミュニティでは基本的に専属メンターがつくことが一般的ですが、SOLVEでは一定回数メンタリングを行ったら別メンターに代わるというローテーション方式をとっています。

コミュニティ内の講座はもちろん、特定の期間でビジネススクールも開講されているため、Twitterなどで最新情報にキャッチアップするのがおすすめです。ビジネススクールでは軽い選考の後に、週1回程度でコンスタントに集団講座を行なっています。

比較的新興コミュニティであることや、母体も大きい団体ではないため、優遇ルートなどはまだないようです。

また、代表の方含め非常に穏やかな雰囲気であることも特徴の1つです。

参考URL
https://inprogroup.jp/school/solve/

BizReach Campus Academy

所属人数10名程度(24卒2月募集の場合)
選考時期2月~3月 / 6月~7月 / 9月~10月
選考フロー筆記→GD→面接
※面接からコンサルコースと外銀コースで分岐

BizReach Campus Academy(通称BCA)は23卒からスタートした選抜コミュニティで、その名の通りビズリーチ・キャンパスが運営しています。

BCAは他の選コミュと異なり、戦コン・外銀に限らず商社やデベロッパーをはじめとした日系大手志望の学生も受け入れています
※24卒2~3月の募集は戦コン・外銀のみ

新興のコミュニティながらも、1期目からMBB内定者を多数輩出するなど、高い実績を誇っています。

ロジカルシンキングやJOB対策といった講座はもちろん、メンティー同士が有志で行うJOB対策にも顔を出してくれたり、専属メンター以外とも自由にケース対策ができたりと、手厚いサポートを受けられるようです。

また、運営母体が大手ビズリーチということもあって、ローンチ1年目の23卒から優遇ルートや限定イベントや頻繁に開催されており、24卒では外資系戦略コンサルとのタイアップイベントも開催されたようです。

参考URL
https://twitter.com/Biz_BCA

Reverse

所属人数3名程度
※25卒から拡大予定。
選考時期3月~5月 / 9月~10月
選考フロー筆記→GD→面接

私たちReverseも24卒より選抜コミュニティを運営しております。

選抜選考に合格された方はReverseの以下の有料サービスを全て無料でご利用いただけます。

  • MBB内定者・米系投資銀行内定者とのマンツーマン指導
  • メンターにLINEで質問し放題
  • JOBを中心とした集団対策

25卒からは上記サービスに加えて、選抜生限定イベントなども開催予定です。

2022年春に合格した24卒の1期生に関しては、所属者全員が外資系戦略コンサルティングファームまたは投資銀行から内定を獲得、主要な外資戦コン・投資銀行を合わせると1人あたり2.3社から内定を獲得しています。

24卒はコンサル志望に絞った上で3名程度しか採用しませんでしたが、25卒からは外銀コースにも拡大した上で、採用人数も10名近くに拡大予定ですので奮ってご応募ください。

NEST

所属人数2~4名程度
選考時期10月~12月
※卒業年の3年前の秋。
ex) 25卒の場合2022年秋。
選考フロー筆記→面接
※コンサル志望のみ

戦略コンサルの現役社員の方が中心となって運営されている選抜コミュニティです。

毎年かなり早い時期に選抜が行われることもNESTの特徴で、25卒の場合は2022年11月末がエントリーの締め切りとされていました。

合格人数も少なくマイナーな選コミュですが、早期勢が受験しているからか、実績はかなり高く、所属者のほぼ全員がMBBを含むトップティア企業に内定しています。

メンターとメンティー、メンティー同士も非常に密な関係で、内定後も縦横の繋がりがかなり強いことが特徴的です。

参考URL:https://twitter.com/shukatsunotaka

よくある質問

ここからは就活生の方からよくいただく、気になる質問について回答していきます!

どういう人が合格できるのか?

特に春の選コミュで合格ができる人は主に2パターンに分けられます。

パターン① 既に本番で通用するほどケース面接の力が身についている

このパターンは元々部活の先輩などにMBB内定者が多くいる場合や、過去に就活経験がある(学部生時代に就活をして院進した)場合が多いです。

こういった人でも選コミュ選考までには100問近くケースを解いているという人が多いです。

パターン② まだ本番を通過できるほどの実力ではないが、ポテンシャルが高い

ケース対策がまだ完成していないものの、元々地頭が良いという方です。

コンサルの場合、デリバリーや面接慣れといったケース面接ならではの対策が必要な部分に課題があるものの、ディスカッションでの質問に対して素早く筋の良い仮説が出せている、外銀の場合、思考力や性格面の伸び代はもちろん、経歴やエピソードに一定の強さがある場合などは、ポテンシャルを見込んで採用される場合があります。

特にポテンシャルが高いだけでなく、素直で柔軟性がある学生は内定者からの指導によって伸びやすいため、その伸び代を踏まえて合格となる場合が多いです。

所属すれば必ず内定できるのか?

選コミュに所属できれば外資系就活をかなり有利に進められることは間違いありませんが、必ずしも内定できるとは限りません。

特に夏選考はまだケースの実力が完成しておらず、MBBに全落ちしてしまうというケースも多くありますし、冬選考では選コミュ選考に間に合わなかった出遅れ勢が実力をつけて受験してきます

選コミュに合格できたとしても、気を抜かずに引き続き徹底的な対策が必要です。

選抜コミュニティに所属しないと戦コンや投資銀行は内定できないのか?

そんなことは全くありません。

例えばMBBを見てみると内定者の3割近くは選コミュ無所属の方ですし、選コミュ所属は内定のための必要条件ではありません。

ただし、選コミュに所属できた方が有利であることは間違いありませんし、全落ちしてしまった、あるいは間に合わなかったというは自分で選コミュと同じ対策環境を作っていく必要があります。

特に重要になるのが定期的にケース指導を行なってくれるMBBメンターを確保できるかどうかです。選コミュに加入する目的のほとんどはここにありますし、逆にMBBメンターさえ確保できれば選コミュ無所属でも十分にMBBの内定を狙えます。

ただ、MBB内定者は各学年で合計100名程度しかおらず、なかなか見つけることが難しいというのが現実です。

そこで、私たちReverseでは本気で戦略コンサルを目指す方向けに、MBB内定者を中心とするトップファーム内定者によるマンツーマン指導やJOB対策を受けられる個別対策制度をご提供しております。

詳細は下記ページよりご覧ください。

https://reverse-inc.jp/new-graduate/

まだ実力がついてない場合は選コミュは受けない方が良いのか?

選コミュはあくまで本番ではなく、企業の選考に受かるための手段でしかありません。

エントリーは基本無料ですし、本番ライクな選考を経験できる機会はなかなかないですから、もったいぶらずに受けられるところは全てローラーで受けましょう

終わりに

本記事では選抜コミュニティの紹介を中心に、その対策法などをご紹介しました。

もちろん選抜コミュニティに所属できれば、戦コン・外銀就活は間違いなく有利に進みますが、その枠はかなり狭く、合格できる人はほんの一握りです。

しかし、私たちは誰でも、いつからでもトップファームを目指せる可能性があると信じております。その可能性を、トップファームのアルムナイ・現役社員・内定者のメンター陣と共に解放し、長期的にインパクトを生む事ができる人材を育成する事にコミットメントいたします。

その一貫として、Reverseでは、マンツーマンで行うケース対策サービスをご提供しております。
ケース面接対策を通してトップティアの戦略コンサルティングファーム入社を目指すのは勿論、その後の経営層への基礎思考力育成を目指しております。

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MBBメンター ベンチャー企業での就業後に、MBB含む複数の戦略コンサルティングファーム内定。 現在は経営系の大学院所属。 21年よりメンター活動を行なっており、これまで新卒・中途合わせて100名以上を担当。 「短期的なテクニックにとらわれずに、長期的に活きる思考力向上を一緒に目指しましょう。」 *名前は仮名です。
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